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家づくりコラム 2022.03.25

失敗から学ぶ住まいづくり「家事ラク間取り」篇

最新の家電や住宅設備を使えば、あなたがやらなきゃいけない家事を消すことができます。

一方で消せない家事もあります。

それは整頓する作業です。

脱いだ服をハンガーにかける、バッグをクローゼットにしまうといった作業ですね。

これらを自動的に家族が自分自身で行うように考えられた間取りが「家事楽間取り」です。

家族それぞれが自分で整頓することでママの仕事が大幅に無くなります。

いろいろなハウスメーカーが採用している人気の間取りです。

この話だけ聞くと良い話に聞こえますが、実は家事楽間取りには大きな問題があるんです。

家事楽間取りが失敗する理由

家事楽間取りだと、家に帰ってきたら荷物や上着は所定の場所に片付ける、脱いだ靴下や服は洗濯機に入れる、すぐに手洗いうがいをするといったことを、家族それぞれがやることになります。

なので、上着や荷物置き場は玄関入ってすぐの廊下や洗面所に設置されています。

これらの場所を経由してリビングに入ることでリビングが散らからないという優れものです。

ところがこの家事楽間取り、大きな問題が出てきます。

それは「誰もやらない」ということです。

最初はやるんです。せっかく作ったから。

でもやらなくなっちゃうんですね。

その理由は、

「冬は寒い」から。

「夏は暑い」から。

です。

イメージしてみてください。

寒い冬に車を運転してやっと仕事から帰ってきました。

駐車場に停めた車の扉を開けて外に出ると、息が白くなっています。

寒い、、、

冷たい玄関の取っ手を回して「ただいま」と一言。

その後、あなたならどうしますか?

早く暖かいリビングに行きたいと思いませんか?

夏も同じです。

西日が当たる駐車場に停めた車の扉を開けると、額から汗が噴き出してきます。

汗で滲んだシャツを着たまま、ベタベタする玄関の取っ手を回して「ただいま」と一言。

早くエアコンの効いた涼しいリビングで「あ~、涼しい~!」と言いたくないですか?

これが家事楽間取りを使わなくなる理由です。

リビングは暖かいし涼しいですが、玄関や廊下はそうではありません。

玄関や廊下は冬ば寒いし、夏は暑い。

だから、玄関や廊下で荷物や上着を片付ける前に快適なリビングに行っちゃうんですね。

すると、家族全員に家事楽間取りを使わないという癖が付いて、今と変わらない生活になっちゃうんです。

家事楽間取りを成功させるポイント

でも、もし玄関や廊下も「暖かいな~、涼しいな~」と感じることができたらどうでしょうか?

家事楽間取りを使って自分で荷物を片付ける心の余裕がでてくると思いませんか?

家事楽間取りを成功させるポイントは玄関も廊下も暖かく、涼しくすることです。

私達の提供しているSRC基礎を使った住宅なら玄関も廊下も冬暖かく、夏涼しくできます。

なぜなら、1階全部屋に蓄熱式床暖房が付いていて、床の温度が冬は暖かく夏は冷たくなるからです。

なので、どの部屋も寒い、暑いということが無く、家事楽間取りを使わなくなるということがありません。

家族全員が普通に使ってくれます。

そしてママさんの家事を無くすことができるんです。

いかがでしょうか?

家事楽間取りと室温の意外な関係です。

この「家事楽間取りと室温」をが私達の住宅のポイントの一つです。

実際にモデルハウスでご覧になってみてくださいね。

PS

当社では来店予約してくれた方限定で2,000円分のクオカードをお渡ししています。

あなたの貴重な時間を使ってくれたお礼とガソリン代です。

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