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家づくりコラム 2022.02.25

無垢床と床暖房の組み合わせを実現できる秘密 その2

実家は築10年くらいのお家です。

1階のリビングには床暖房が付いています。

そこで寝転がりながらまじまじと床を見ているとやっぱり普通のフローリングでした。

ワックスかけてピカピカしているようなフローリングです。

無垢床とは程遠い風合いでした、、、

床暖房には普通のフローリングを使うという事情は昔も今も変わっていないみたいですね。

前回までお話したように無垢床に床暖房を付けるには越えなければいけない大きな問題があります。

その問題とはハウスメーカーは無垢床には床暖房を付けたがらないということです。

変形しやすい無垢床に床暖房の熱を加えてしまうと最悪の場合、床が割れてしまいます。

なのでハウスメーカーはやりたがらないというのが前回のお話でした。

では無垢床を割れないようにする方法は本当にないのでしょうか?

無垢床が割れる原因

まず床暖房を加熱する仕組みを考えてみます。

床暖房は熱を出す電気ヒーターや温水のパイプといった熱源を床の下に埋め込んで床を暖めます。

この熱源は直接床に触れています。

実際、熱源はどれくらいの温度になると思いますか?

なんと60℃にもなるんです。

お茶を入れる温度くらいだと思ってください。

思ったよりも高いと思いませんか?

この熱源が床に直接触れています。

するとどうなるでしょうか?

普通のフローリングなら問題ありません。

普通のフローリングは急激な温度や湿度の変化にも変形しないように作られているからです。

これが無垢床だと普通のフローリングのようにはいきません。

温度や湿度で変形しやすいのが無垢床です。

60℃にもなる熱い熱源が無垢床に触れることで無垢床は一気に乾燥します。

考えられないくらい乾燥します。

そして乾燥した無垢床は驚くほど縮みます。

その結果、無垢床の板と板との間に隙間が空いたり、盛り上がったりします。

乾燥が酷い場合は無垢床が割れることになります。

つまり無垢材に使うには床暖房は熱すぎるんです。

じゃあ温度を下げればいいんですがそうもいきません。

温度を下げてしまうと今度は床が暖まらなくなります。

温度が高いと無垢床が割れる。

低いと床が暖まらない、、、

温度が低くても床が暖まるような都合のいい床暖房があれば無垢床+床暖房が実現します。

もしハウスメーカーも諦めたようなそんな床暖房があったら驚きだと思いませんか?

実はあるんです。

無垢床+床暖房を実現した蓄熱床暖房

それが私達の提供している「蓄熱床暖房」です。

普通の床暖房とは違って温度が低いまま床が暖まります。

なので無垢床に付けても割れたりすることがないんです。

なぜそんなことが可能になったかというと秘密は建物の基礎にあります。

この秘密の基礎なら無垢材が割れるという大きな問題が解決されます。

どういった秘密があるのかは、、、次回お伝えしますね。

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