こんにちは!ハートランドホームです。
リビング学習とリモートワークが主流になったことで、書斎・スタディスペースの人気が高まっています。
なかでもスタディスペースはLDKや2階ホールなどのスペースの一角を利用するため、部屋を設ける書斎よりもコストを抑えることができます👍
しかしスタディスペースに限らず、流行りの間取りは長い目で使い道を考えないと後悔してしまう恐れがあります。
今回はリビングのスタディスペースの施工事例と後悔しないためのコツをご紹介します!
スタディスペースをつくるとき、特に気をつけてほしい点を紹介します。
スタディスペースを仕事で使うなら、家族がリビングでくつろぐときや家事のタイミングと被っても問題ない環境であるか考える必要があります。
特にリモート会議をする方は、個室の書斎や2階ホールなどの落ち着くスペースを検討するのがよいでしょう。
誘惑が視界に入る向きでスタディスペースを設置すると、せっかく整えた学習環境が子どもにとって悪影響になってしまいます。
親の目が届いて、かつ勉強に集中できる適度な生活音の空間にしてあげましょう。
リビング学習は学力が上がると言われていますが、子どもによっては個室を好む場合もあります。また、中高生など黙々と勉強に取り組む時期になると、スタディスペースを使わなくなることも考えられます。
そうなったときに、スタディスペースが物置と化することがないように大人が使うかどうかも考えておきましょう。
せっかくスペースをとっても勉強や作業がしづらい広さでは使えない場所になってしまいます。
おすすめは横幅120cm以上、奥行き50~60cm、高さ70cmのカウンターを設置、もしくは机を置ける広さです。
子ども2人が並んで使う場合や親子で勉強を教えたり一緒に作業をしたりする場合は、横幅200cm以上あると使い勝手がよい空間になります。
左右にリビングとキッチンがあり家族の輪の中にいる環境でありながら、カウンターの三方が壁に囲われていることで集中しやすい空間になっています。
子どもの勉強や大人のPC作業だけでなく、夫婦2人の生活になってからは食事スペースとしても活用できます。
こちらのカウンターのサイズは幅169cm、奥行き50cm、高さ70cmです。
works.27シンプルisベスト!「収納と動線」の間取りにこだわりが光る家
キッチンと向き合う形のカウンターは、料理中の大人と勉強中の子どもがコミュニケーションをとりながら作業ができる人気のつくりです。
このような間取りにする場合は、カウンターとダイニングテーブルそれぞれの椅子が干渉しないようにスペースの確保に注意しましょう。
こちらのカウンターは幅255cm、奥行き45cm、高さ70cmです。2人で並んでも、本やPCを広げたままにできるくらいの十分な広さです。
キッチンを囲うようなL字のカウンター。キッチンの手元を隠す腰壁カウンターに置かれた料理を子どもがダイニングテーブルに運ぶなど、家事のお手伝いが自然に身に付くつくりでもあります。
こちらのカウンターは幅235cm、奥行き45cm、高さ75cmです。内観のイメージに合わせて、カウンターも白にして統一感を演出しました。
階段下をスタディスペースに活用した例です。
半個室のような空間かつテレビが背中合わせの位置で、LDK内でも集中力を高められるつくりです。
こちらのカウンターは幅200cm、奥行き50cm、高さ70cm、足元の棚は幅78cm、奥行き30cm、高さ40cmです。収納場所が近くにあると、カウンターの物置化を防ぐことができます。
こちらも階段下の空間を利用していますが、カウンターをあらかじめ設けませんでした。
前述のとおり、子どもによっては自分の部屋での学習を好む子もおり、せっかくつくったスタディスペースが勿体ないことになってしまう可能性もあります。
実例のように空間だけ設けておけば、必要時には机を人数分置き、使わなくなったらタンスや収納ケースの置き場にするなど、家族の形に合わせた使い方ができます。
人気のあるスタディスペースの実例と後悔しないコツを紹介しました。
家族それぞれの使い道を想定して、何年経っても後悔しない間取りを計画してみてください🤗